HTML-CSS 入門講座

HTML-CSS 入門講座

こんにちは!
今日も頑張ろう

Lesson-7
CSS で飾りを追加しましょう

目次

L7.1 はじめに

L7.1.1 概要

  • CSSの中で飾りを追加するプロパティは、以下の分類があります。
    • バックグランド系プロパティ
    • テーブル系プロパティ
    • 飾り系その他のプロパティ
  • 特定のタグやコンテンツを指定するためのセレクターは、以下の分類があります。
    • 擬似クラス系セレクター
    • 擬似要素系セレクター

L7.2 バックグランド系プロパティ

L7.2.1 background-color プロパティ(背景色)初心者向け

background-color: 背景色;

背景色を指定します。背景色は、background プロパティ(背景の一括指定)でも指定可能です。

背景色と背景画像を同時に指定すると背景色の手前に背景画像が表示されます。画像に透明な部分があれば背景色が見えます。

背景色は、以下の値で指定します。

transparent
背景が透明になります。
色値
背景の色を指定します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、transparent です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.2 background-clip プロパティ(背景の対象領域)

background-clip: 背景の対象領域;

背景の描画対象領域を、どこまで拡張するかを指定します。背景の対象領域は、background プロパティ(背景の一括指定)でも指定可能です。

背景の対象領域は、以下の値で指定します。

border-box
背景の対象領域をボーダー領域までにします。背景は、境界線の背後に描画されるため、 background-clip プロパティが border-box の場合は、境界線が部分的に透明であるか、透明または半透明な領域がある場合にのみ視覚的な効果があります。
padding-box
背景の対象領域をパディング領域までにします。
content-box
背景の対象領域をコンテンツ領域までにします。
text
背景を前景のテキストにします。テキストが透明または半透明な場合は、テキスト部分に透過した背景を表示できます。

使用上の注意事項

  • 初期値は、border-box です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

使用例

背景対象領域の表示サンプルを以下に示します。

HTML


<div class="backdrop-clip-1">
	<p>HTML<br>CSS</p>
</div>

CSS


.backdrop-clip-1 {
	width: 200px;
	height: 200px;
	padding: 6px;
	font-size: 3rem;
	color: white;
	border: 14px #000 double;
	border-radius: 35px;
	background: conic-gradient(red, lime, blue, red);
	display: flex;
	justify-content: center;
	align-items: center;
}
.backdrop-clip-1 p {
	line-height: 1;
	text-align: center;
	font-weight: bold;
}
  1. background-clip: border-box;

    HTML
    CSS

  2. background-clip: padding-box;

    HTML
    CSS

  3. background-clip: content-box;

    HTML
    CSS

  4. background-clip: text; color: transparent;

    HTML
    CSS

L7.2.3 background-image プロパティ(背景画像のファイル)初心者向け

background-image: 背景画像ファイル;

背景画像ファイルを指定します。背景画像ファイルは、background プロパティ(背景の一括指定)でも指定可能です。背景画像は、body タグだけでなく、p タグ、div タグ、span タグなどの要素にも使用できます。

背景画像は、「url('ファイルのパス名')」で背景画像ファイルのパス名を指定します。背景画像としてグラデーション関数を使用したグラデーション画像を指定することもできます。背景画像は、カンマ(,)で区切って複数指定することができます。複数の画像が指定されている場合は、最初に指定された画像が手前に表示されます。none(初期値)を指定すると背景画像を使用しないことを示します。

背景色と背景画像を同時に指定すると背景色の手前に背景画像が表示されます。画像に透明な部分があれば背景色が見えます。

使用上の注意事項

  • 初期値は、none です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.4 background-repeat プロパティ(背景画像の繰り返し)初心者向け

background-repeat: 背景画像の繰り返し;

背景画像の繰り返しの仕方を指定します。背景画像の繰り返しは、background プロパティ(背景の一括指定)でも指定可能です。

背景画像の繰り返しは、以下の値で指定します。値は、2 個まで指定することができ 2 個指定された場合は、1個目は横方向、2 個目は縦方向を指定します。

repeat
背景画像を繰り返して表示します。
repeat-x
背景画像を横方向のみ繰り返して表示します。
repeat-y
背景画像を縦方向のみ繰り返して表示します。
no-repeat
背景画像は 1 回だけの表示となり繰り返しません。

使用上の注意事項

  • 初期値は、repeat です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.5 background-size プロパティ(背景画像のサイズ)初心者向け

background-size: 背景画像のサイズ;

背景画像のサイズを指定します。背景画像のサイズは、background プロパティ(背景の一括指定)でも指定可能です。

背景画像のサイズは、以下の値で指定します。

auto
自動的に算出します。
contain
縦横比は保持して背景領域に収まるサイズになるように背景画像を拡大縮小します。
cover
縦横比は保持して背景領域を完全に覆うサイズになるように背景画像を拡大縮小します。
幅・高さ
背景画像の幅と高さをスペースで区切って指定します。幅だけを指定した場合は、高さは auto になります。
パーセンテージ
背景画像の幅と高さ(パーセンテージ)をスペースで区切って指定します。幅だけを指定した場合は、高さは auto になります。

使用上の注意事項

  • 初期値は、auto auto です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.6 background-attachment プロパティ(背景画像の位置)初心者向け

background-attachment: 背景画像の位置;

背景画像をスクロールするかどうかを指定します。背景画像の位置は、background プロパティ(背景の一括指定)でも指定可能です。

背景画像の位置は、以下の型式で指定します。

fixed
背景画像の位置が固定されスクロールしても動かなくなります。
scroll
スクロールすると背景画像も移動します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、scroll です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.7 background-origin プロパティ(背景の配置領域)

background-origin: 背景の配置領域;

背景を配置する領域を指定します。背景の配置領域は、background プロパティ(背景の一括指定)でも指定可能です。background-attachment プロパティが fixed のときは background-origin プロパティは無視されるます。

背景の配置領域は、以下の値で指定します。

border-box
背景は、ボーダー領域からの相対位置になります。
padding-box
背景は、パディング領域からの相対位置になります。
content-box
背景は、コンテンツ領域からの相対位置になります。

使用上の注意事項

  • 初期値は、padding-box です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.8 background-position プロパティ(背景画像の初期位置)

background-position: 背景画像の初期位置;

背景画像の初期位置を指定します。初期位置は background-origin プロパティで設定された位置からの相対になります。背景画像の初期位置は、background プロパティ(背景の一括指定)でも指定可能です。

背景画像の初期位置は、center、top、bottom、left、right、百分率(%)、ピクセル値(px)などを使用して 1 ~ 4 個の値をスペースで区切って指定します。指定の意味は、以下の通りです。

1 個の指定
  • center を指定すると画像を中央に配置します。
  • top、bottom、left、right を指定した場合は、画像を指定した辺に配置し、もう一方に 50% が指定されていれば指定された辺の中央に配置されます。
  • 百分率やピクセル値を指定した場合は、左からの横方向の相対位置を指定し縦方向は 50% に設定されます。
2 個の指定
  • 一方に left、right を指定した場合は、横方向の定義となり、もう一方は縦方向の定義になります。一方に top、bottom を指定した場合は、縦方向の定義になり、もう一方は横方向の定義になります。
  • 百分率やピクセル値を指定した場合は、1 個目は横方向を定義し、2 個目は縦方向を定義します。
3 個の指定
  • 3 個目の値は、2 個の指定に加えて 2 個目の値に対するオフセットを百分率やピクセル値で指定します。
4 個の指定
  • 1 個目と 3 個目の値は、top、bottom、left、right を使用して配置位置を指定します。2 個目と 4 個目の値は、1 個目と 3 個目の値に対するオフセットを百分率やピクセル値で指定します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、0% 0% です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.9 background-position-x プロパティ(背景画像の横方向配置位置)

background-position-x: 背景画像の横方向配置位置;

背景画像を配置する横方向の配置位置を指定します。本プロパティの後に background プロパティまたは background-position プロパティが指定されると上書きされます。

背景画像の横方向配置位置は、以下の値で指定します。

left
背景背景を左端に配置します。
center
背景画像を左右中央に配置します。
right
背景画像を右端に配置します。
ピクセル値
背景画像の左端からのオフセットを指定します。
百分率
背景画像の横方向のオフセットで 0% は左端に配置され、100% は右端に配置され、50% は左右中央に配置されます。

使用上の注意事項

  • 初期値は、0% です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.10 background-position-y プロパティ(背景画像の縦方向配置位置)

background-position-y: 背景画像の縦方向配置位置;

背景画像を配置する縦方向の配置位置を指定します。本プロパティの後に background プロパティまたは background-position プロパティが指定されると上書きされます。

背景画像の縦方向配置位置は、以下の値で指定します。

top
背景背景を上端に配置します。
center
背景画像を上下中央に配置します。
bottom
背景画像を下端に配置します。
ピクセル値
背景画像の上端からのオフセットを指定します。
百分率
背景画像の縦方向のオフセットで 0% は上端に配置され、100% は下端に配置され、50% は上下中央に配置されます。

使用上の注意事項

  • 初期値は、0% です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.11 background プロパティ(背景の一括指定)初心者向け

background: 背景一括指定;

background-color プロパティ、background-clip プロパティ、background-image プロパティ、background-repeat プロパティ、background-size プロパティ、background-attachment プロパティ、background-origin プロパティ、background-position プロパティの値を一括して指定します。

背景一括指定で対象のプロパティを指定する場合は、スペースで区切って指定しますが、background-size プロパティの値を指定する場合は、background-position プロパティの値の直後にスラッシュ(/)で区切って指定(例:center/80%)します。ボックスの領域を指定する値は、1 個だけ指定されている場合は、background-origin プロパティの値になり、2 個目も指定されている場合は、background-clip プロパティの値になります。背景一括指定で複数のレイヤーを指定する場合は、カンマ(,)で区切って指定します。

background-color プロパティの値は最後のレイヤーの指定でのみ含めることができます。背景色と背景画像を同時に指定すると背景色の手前に背景画像が表示されます。

使用上の注意事項

使用例

バックグランド系プロパティを使用した表示サンプルを以下に示します。

  1. background: url('images/hamaya.png') pink no-repeat;
  2. background: url('images/hamaya.png') pink no-repeat; background-size: contain;
  3. background: url('images/hamaya.png') pink no-repeat; background-size: cover;
  4. background: url('images/hamaya.png') pink no-repeat; background-size: 100px;
  5. background: url('images/hamaya.png') pink; background-size: 100px;
  6. background: url('images/hamaya.png') pink; background-size: 100px; background-attachment: fixed;
  7. background: url('images/background01.jpg') pink; background-size: cover; background-attachment: fixed;

L7.2.12 background-blend-mode プロパティ(背景の混合方式)

background-blend-mode: 背景の混合方式;

背景画像や背景色をどのように混合するかを指定します。

背景の混合方式は、以下の値で指定します。

normal
下の色に関係なく上の色が最終的な色になります。
multiply
上の色と下の色を掛け合わせた色が最終的な色になります。
screen
色を反転して乗算を行い、さらに色を反転した結果が色が最終的な色になります。
overlay
下の色が暗ければ multiply、下の色が明るければ screen の色が最終的な色になります。
darken
色成分ごとに最も暗い色が最終的な色になります。
lighten
色成分ごとに最も明るい色が最終的な色になります。
color-dodge
下の色を、反転した上の色で除算した結果が、最終的な色になります。
color-burn
反転した下の色を上の色で除算して、さらに反転した結果が最終的な色になります。
hard-light
上の色が暗い色であれば multiply、明るい色であれば screen の結果が最終的な色になります。
soft-light
最終的な色は、hard-light に似ていますが、よりソフトになります。
difference
2 つの色のうち明るい色から、暗い色を減算した結果が最終的な色になります。
exclusion
最終的な色は difference に似ていますが、コントラストが低くなります。
hue
最終的な色は上の色の色相を持ちますが、彩度および明度は下の色の値を使用します。
saturation
最終的な色は上の色の彩度を持ちますが、色相および明度は下の色の値を使用します。
color
最終的な色は上の色の色相および彩度を持ちますが、明度は下の色の値を使用します。
luminosity
最終的な色は上の色の明度を持ちますが、色相および 彩度は下の色の値を使用します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、normal です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.2.13 backdrop-filter プロパティ(背後のフィルター適用)

backdrop-filter: 背後のフィルター;

背後のぼかしや色変化などのフィルターを指定します。フィルターを適用させる場合は、要素の背景が透明または部分的に透明になっている必要があります。

背後のフィルターは、以下の値で指定します。

none
背後のフィルターを適用しません。
blur()
背後にカウスぼかしを適用します。指定値は、ぼかしの距離を指定し、0px は未変化で距離が大きくなるほど、よりぼかしが入ります。
brightness()
背景の線形乗算で明暗を適用します。指定値は、1(100%)は未変化、1(100%)未満は暗くなり、1(100%)を超える値は明るくなります。
contrast()
背景にコントラストを適用します。指定値は、1(100%)は未変化、1(100%)未満はコントラストを下げ、1(100%)を超える値はコントラストを上げます。
grayscale()
背景にグレースケールを適用します。指定値は、0(0%)は未変化、1(100%)は完全グレースケールです。
hue-rotate()
背景の色相回転を適用します。指定値は、色相を角度で指定し、0deg は未変化、正の角度は色相値を増加、負の角度は色相値を減少させます。
invert()
背景の色反転を適用します。指定値は、0(0%)は未変化、1(100%)は完全反転です。
saturate()
背景の彩度を適用します。指定値は、1(100%)は未変化、1(100%)未満は彩度を下げ、1(100%)を超える値は彩度を上げます。
sepia()
背景のセピア色効果を適用します。指定値は、0(0%)は未変化、1(100%)は完全セピア色です。

使用上の注意事項

  • 初期値は、none です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

使用例

背後フィルターの表示サンプルを以下に示します。

  1. backdrop-filter: none;

    サンプルイメージ

  2. backdrop-filter: blur(3px);

    サンプルイメージ

  3. backdrop-filter: brightness(2);;

    サンプルイメージ

  4. backdrop-filter: contrast(5);

    サンプルイメージ

  5. backdrop-filter: grayscale(1);

    サンプルイメージ

  6. backdrop-filter: hue-rotate(90deg);

    サンプルイメージ

  7. backdrop-filter: invert(1);

    サンプルイメージ

  8. backdrop-filter: saturate(3);

    サンプルイメージ

  9. backdrop-filter: sepia(1);

    サンプルイメージ

L7.3 テーブル系プロパティ

L7.3.1 border-collapse プロパティ(隣接セルの表示方法)

border-collapse: 隣接セルの表示方法;

テーブルの隣接するセルの表示方法を指定します。

隣接セルの表示方法は、以下の値で指定します。

collapse
隣接するセルのボーダーを重ねて表示します。
separate
隣接するセルのボーダーを間隔をあけて表示します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、normal です。
  • table および inline-table 要素に適用できます。
  • 継承します。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.3.2 border-spacing プロパティ(隣接セルのボーダー間の間隔)

border-spacing: 隣接セルのボーダー間の間隔;

テーブルの隣接するセルのボーダー間の間隔を指定します。本プロパティは、border-collapse プロパティに separate が指定されている時に有効になります。

隣接セルのボーダー間の間隔は、複数指定でき指定した個数により対象位置が異なります。

1 個の指定
「上下左右」のすべての指定になります。
2 個の指定
「左右」と「上下」の順で指定します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、0 です。
  • table および inline-table 要素に適用できます。
  • 継承します。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.3.3 caption-side プロパティ(テーブルキャプションの配置位置)

caption-side: テーブルキャプションの配置位置;

テーブルキャプションの配置位置を指定します。

テーブルキャプションの配置位置は、以下の値で指定します。

top
表の先頭に配置します。
bottom
表の末尾に配置します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、top です。
  • 表のキャプション要素に適用できます。
  • 継承します。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.3.4 empty-cells プロパティ(空白セルの表示形式)

empty-cells: 空白セルの表示形式;

空白セルの表示形式を指定します。

空白セルの表示形式は、以下の値で指定します。

show
通常のセルのように境界や背景を表示します。
hide
境界や背景を表示しません。

使用上の注意事項

  • 初期値は、show です。
  • 表のセル要素に適用できます。
  • 継承します。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.3.5 table-layout プロパティ(セルのレイアウト形式)

table-layout: セルのレイアウト形式;

セルの行、列のレイアウト形式を設定します。

セルのレイアウト形式は、以下の値で指定します。

auto
セルの内容に合うようにブラウザが自動で表とセルの幅を調整します。auto を指定するとテーブル全体を読み込んでから各セルのコンテンツ幅を考慮して各セルの幅が決定されます。
fixed
表と列の幅は table 要素と col 要素の幅、または、最初の行のセルの幅によって決定します。この指定は、表の 1 行目が解析された時点で表全体の幅が決定されます。このため、後続するセルの内容によっては、幅が合わなくなる可能性があります。このような場合は、overflow プロパティや text-overflow プロパティなどを使用して長すぎるセル内容の処置を指定する必要があります。必要に応じてセルの幅を指定しますがセル幅が指定されていないセルは均等に割り当てられます。

使用上の注意事項

  • 初期値は、show です。
  • table および inline-table 要素できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.4 飾り系その他のプロパティ

L7.4.1 accent-color プロパティ(強調色)

accent-color: 協調色;

フォーム要素の協調色を指定します。現時点での対応要素は、以下の各要素です。

  • <input type="checkbox">
  • <input type="radio>
  • <input type="range">
  • <progress>

色値を指定した場合は、その色が協調色として使用され、auto を指定するとブラウザが選択した色が使用されます。

使用上の注意事項

  • 初期値は、auto です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承します。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

accent-color プロパティの使用例は、以下の通りです。

使用例(HTML)


<div class="accent-color">
	チェックボックス(accent-color: auto;):<input type="checkbox" name="accent-color-checkbox1" value="1" checked style="accent-color: auto;"><br>
	チェックボックス(accent-color: red;):<input type="checkbox" name="accent-color-checkbox2" value="1" checked style="accent-color: red;"><br>
	ラジオボタン(accent-color: auto;):<input type="radio" name="accent-color-radio1" value="1" checked style="accent-color: auto;"><br>
	ラジオボタン(accent-color: red;):<input type="radio" name="accent-color-radio2" value="1" checked style="accent-color: red;"><br>
	範囲(accent-color: auto;):<input type="range" name="accent-color-range1" min="1" max="100" value="50" style="accent-color: auto;"><br>
	範囲(accent-color: red;):<input type="range" name="accent-color-range2" min="1" max="100" value="50" style="accent-color: red;"><br>
	プログレスバー(accent-color: auto;):<progress value="60" max="100" style="accent-color: auto;">60%</progress><br>
	プログレスバー(accent-color: red;):<progress value="60" max="100" style="accent-color: red;">60%</progress><br>
</div>

使用例(CSS)


.accent-color input[type="checkbox"],
.accent-color input[type="radio"] {
	width: 30px;
	height: 30px;
}
チェックボックス(accent-color: auto;):
チェックボックス(accent-color: red;):
ラジオボタン(accent-color: auto;):
ラジオボタン(accent-color: red;):
範囲(accent-color: auto;):
範囲(accent-color: red;):
プログレスバー(accent-color: auto;):60%
プログレスバー(accent-color: red;):60%

L7.4.2 box-shadow プロパティ(ボックスの影)初心者向け

box-shadow: ボックスの影値;

ボックスに対して1つまたは複数の影を指定します。

ボックスの影値は、「水平方向の影のオフセット距離」・「垂直方向の影のオフセット距離」・「ぼかしの距離」・「広がりの距離」・「色」・「inset」の順でスペースで区切って指定します。ボックスの影値は、複数指定することができ複数指定する時はカンマ(,)で区切って指定します。ボックスの影値の初期値は「none」で影なしとなります。

ボックスの影値の各値は以下のルールに従って解釈されます。

  • 「水平方向の影のオフセット距離」は、正の値を指定すると右へ、負の値を指定すると左に影が移動します。
  • 「垂直方向の影のオフセット距離」は、正の値を指定すると下へ、負の値を指定すると上に影が移動します。
  • 「ぼかしの距離」は、ぼかしの距離の半径を指定します。値が大きいほど影の端のぼかしが強くなり、値が0の場合は端がくっきりした影になります。
  • 「広がりの距離」は、正の値を指定すると全方位に拡大、負の値を指定すると縮小します。
  • 「色」は、影の色を指定します。省略時はブラウザの規定値が使用されます。
  • 「inset」を指定するとボックスの内側の影になります。省略時は外側の影になります。

使用上の注意事項

  • 初期値は、none です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

使用例

指定方法と表示効果は、以下の例を参考にしてください。

  1. box-shadow: 10px 10px;

    box-shadow: 10px 10px;

  2. box-shadow: 10px 10px 10px 0px #f00;

    box-shadow: 10px 10px 10px 0px #f00;

  3. box-shadow: 0px 0px 10px 10px #0f0;

    box-shadow: 0px 0px 10px 10px #0f0;

  4. box-shadow: 0px 0px 10px 5px #000; background: #000; color: #fff; border: none;

    box-shadow: 0px 0px 10px 5px #000;
    background: #000; color: #fff; border: none;

  5. box-shadow: 0px 0px 10px 10px #00f inset;

    box-shadow: 0px 0px 10px 10px #00f inset;

L7.4.3 content プロパティ(挿入コンテンツ)初心者向け

content: 挿入コンテンツ;

要素の直前または直後に文字列や画像などのコンテンツの挿入を指定します。

content プロパティを適用できるのは ::before 疑似要素や ::after 疑似要素だけです。content プロパティと一緒に font-size プロパティや color プロパティなどを指定した時は、挿入するコンテンツに適用されます。

挿入コンテンツに特殊文字を指定するには「\0(16進数表記)」の形式で指定します。例えば「©」を HTML に記述する場合は、「&copy;」(名称記述)、「&#169;」(10進数記述)、「&#xA9;」(16進数記述)のどれかで記述することになりますが content プロパティの挿入コンテンツで指定する場合は「\0A9」と記述します。また、「♨」を HTML に記述する場合は「&#9832;」(10進数記述)、「&#x2668;」(16進数記述)のどちらかで記述することになりますが content プロパティの挿入コンテンツで指定する場合は「\02668」と記述します。

挿入コンテンツは、以下の型式で指定します。

文字列
挿入する文字列をダブルクォーテーション(")またはシングルクォーテーション(')で囲って指定します。複数の文字列を並べて指定すると、指定された文字列を連結して表示文字列を作成します。
画像ファイル
「url("ファイルパス")」型式で挿入する画像などのファイルを指定します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、normal(挿入コンテンツは生成されません)です。
  • すべての要素、ツリーに現れる擬似要素、ページのマージンボックスに適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

使用例

content プロパティの使用例は、以下の通りです。

  1. content: "◆";

    使用例(HTML)

    
    <div class="pelement3">
    	<p>サンプル1</p>
    	<p>サンプル2</p>
    	<p>サンプル3</p>
    	<p>サンプル4</p>
    	<p>サンプル5</p>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pelement3 p::before {
    	content: "◆";
    	padding-right: 5px;
    	color: skyblue;
    }
    

    サンプル1

    サンプル2

    サンプル3

    サンプル4

    サンプル5

  2. content: "New";

    使用例(HTML)

    
    <div class="pelement4">
    	<p>サンプル1</p>
    	<p>サンプル2</p>
    	<p>サンプル3</p>
    	<p class="new">サンプル4</p>
    	<p class="new">サンプル5</p>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pelement4 p.new::after {
    	content: "New";
    	padding: 0 5px;
    	margin-left: 10px;
    	font-size: 0.9em;
    	color: white;
    	vertical-align: top;
    	background: red;
    	border-radius: 5px;
    }
    

    サンプル1

    サンプル2

    サンプル3

    サンプル4

    サンプル5

L7.4.4 cursor プロパティ(マウスカーソル形状)

cursor: マウスカーソル形状 ホットスポット(X座標) ホットスポット(Y座標);

マウスカーソルの形状とホットスポットの位置を指定します。マウスカーソルの形状は、画像ファイルかキーワードで指定します。マウスカーソルの形状は、代替画像ファイルや代替キーワードをカンマ(,)で区切って複数を指定することができます。

マウスカーソルの形状を画像ファイルを指定する場合は、「url('画像ファイル名')」の形式で指定します。画像ファイルを指定した場合は、後続にホットスポットを指定できます。ホットスポットは、左上を基準にピクセル位置で X 座標と Y 座標を空白で区切って指定します。ホットスポットが省略されている場合は、左上がホットスポットになります。

マウスカーソルの形状をキーワードで指定する場合は、以下の値を使用します。ここで示したキーワードは代表的なものです。指定したキーワードの形状は、使用しているブラウザに依存します。下記の説明欄にマウスカーソル合わせて形状を確認してください。

(1) 一般

auto
現在のコンテキストに基づきブラウザが適切なマウスカーソルを選択します。
default
プラットフォームに依存する既定のカーソルです。通常は矢印です。
none
カーソルを表示しません。

(2) リンクおよび状態

context-menu
コンテキストメニューが利用できることを示します。
help
ヘルプが使用できることを示します。
pointer
リンクが設定されていることを示します。通常は、指を差す手です。
progress
バックグラウンドで処理中であることを示します。操作は可能です。
wait
処理中であることを示します。操作は不可能です。通常は、砂時計や腕時計です

(3) 選択

cell
表の中のセルを選択できることを示します。
crosshair
ビットマップの領域を選択できることを示します。通常は、十字です。
text
テキストを選択できることを示します。通常は、I ビームです。
vertical-text
縦書きのテキストを選択できることを示します。通常は、水平の I ビームです。。

(4) ドラック&ドロップ

alias
エイリアスやショートカットが作成されることを示します。
copy
コピーされることを示します。
move
移動されることを示します。
no-drop
ドロップできないことを示します。
not-allowed
要求された操作が受け付けられないことを示します。
grab
グラブ(移動のためのドラック)をできることを示します。
grabbing
グラブ(移動のためのドラック)をしていることを示します。

(5) サイズ変更&スクロール(類似機能は、同じ形状になることがあります)

all-scroll
任意の方向にスクロールできることを示します。
col-resize
水平方向にサイズ変更可能であることを示します。
row-resize
垂直方向にサイズ変更可能であることを示します。
n-resize
上辺(北)が移動(サイズ変更)できることを示します。
e-resize
右辺(東)が移動(サイズ変更)できることを示します。
s-resize
下辺(南)が移動(サイズ変更)できることを示します。
w-resize
左辺(西)が移動(サイズ変更)できることを示します。
ne-resize
右上角(北東)が移動(サイズ変更)できることを示します。
nw-resize
左上角(北西)が移動(サイズ変更)できることを示します。
se-resize
右下角(南東)が移動(サイズ変更)できることを示します。
sw-resize
左下角(南西)が移動(サイズ変更)できることを示します。
ew-resize
左右(東西)間が移動(サイズ変更)できることを示します。
ns-resize
上下(北南)間が移動(サイズ変更)できることを示します。
nesw-resize
右上(北東)と左下(南西)間が移動(サイズ変更)できることを示します。
nwse-resize
左上(北西)と右下(南東)間が移動(サイズ変更)できることを示します。

(6) 拡大/縮小

zoom-in
拡大できることを示します。
zoom-out
縮小できることを示します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、auto です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しせん。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.4.5 filter プロパティ(グラフィック効果)

filter: グラフィック効果;

要素のグラフィック効果を指定します。グラフィック効果とは、画像、背景、境界にぼかしや色変化などの効果を適用します。グラフィック効果には、あらかじめ定義された関数を指定します。複数の関数を空白で区切って指定することで複数の効果を指定することができます。

代表的な関数は、以下の通りです。

blur(ぼかしの半径値)
ぼかしを適用します。ぼかしの半径値でぼかしの強さを指定します。大きい値の場合は、ぼかしが強くなります。
brightness(明るさ値)
明るさ調整を適用します。明るさ値は、0%(0)は完全な黒になり、100%(1)は明るさの変更がなく、100%(1)を超えるとより明るくなります。
contrast(コントラスト値)
コントラスト調整を適用します。コントラスト値は、0%(0)はグレーになり、100%(1)はコントラストの変更がなく、100%(1)を超えるとコントラストが強くなります。
drop-shadow(ドロップシャドウ値)
輪郭に沿ってドロップシャドウを適用します。ドロップシャドウ値は「水平方向の影のオフセット距離」・「垂直方向の影のオフセット距離」・「ぼかしの距離」・「色」を空白で区切って指定します。
grayscale(グレースケール値)
グレースケールを適用します。グレースケール値は、0%(0)はグレースケールの変更がなく、100%(1)は完全なグレーです。
hue-rotate(角度)
色相の角度を回転させます。角度が 0deg は回転がありません。
invert(反転値)
色値を反転させます。色値が 0%(0)は反転がなく、100%(1)は完全に反転されます。
opacity(透過値)
透過率を適用します。透過値は、0%(0)は完全に透過し、100%(1)は透過がありません。
saturate(彩度値)
彩度調整を適用します。彩度値は、0%(0)は完全に彩度をなくし、100%(1)は彩度の変更がなく、100%(1)を超えると彩度が上がります。
sepia(セピア値)
セピア調を適用します。セピア値は、0%(0)はセピア調の変化がなく、100%(1)が完全なセピア調です。

使用上の注意事項

  • 初期値は、none(指定なし)です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

使用例

filter プロパティの使用例を以下に示します。

  1. filter: none;
  2. filter: blur(5px);
  3. filter: brightness(200%);
  4. filter: contrast(200%);
  5. filter: drop-shadow(10px 10px 10px black);
  6. filter: grayscale(100%);
  7. filter: hue-rotate(90deg);
  8. filter: invert(100%);
  9. filter: opacity(50%);
  10. filter: saturate(200%);
  11. filter: grayscale(100%) blur(5px);

L7.4.6 opacity プロパティ(透明度)初心者向け

opacity: 透明度;

要素の透明度を指定します。透明度は、0(完全に透明)~1(完全に不透明)の範囲で指定します。透明効果は指定したオブジェクト全体(親要素に指定した時は、配下の子要素にも適用)に適用されます。透明効果をオブジェクト全体ではなく背景色やボーダー色などに個別に適用したい時は、背景色やボーダー色に半透明の指定します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、1(完全に不透明)です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

使用例

opacity プロパティの使用例を以下に示します。

  1. background: #ffffff; opacity: 1;

    文字サンプル
    ■■■■■■
    ■■■■■■

  2. background: #ffffff;
    opacity: 0.6;

    文字サンプル
    ■■■■■■
    ■■■■■■

  3. background: #ffffff;
    opacity: 0.2;

    文字サンプル
    ■■■■■■
    ■■■■■■

  4. background: #ffffff80;

    文字サンプル
    ■■■■■■
    ■■■■■■

L7.4.7 rotate プロパティ(回転変換)

rotate: 角度;

要素の回転を指定します。角度で回転する角度を指定します。none を指定すると回転を行いません。

使用上の注意事項

  • 初期値は、none です。
  • 座標変換可能要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

使用例

rotate プロパティの使用例を以下に示します。

  1. rotate: none;
  2. rotate: 45deg;
  3. rotate: 90deg;
  4. rotate: -90deg;
  5. rotate: 180deg;

L7.4.8 scale プロパティ(倍率変換)

scale: 倍率;

要素の倍率(X 軸・Y 軸)を指定します。倍率を 1 個指定した場合は、X 軸と Y 軸が同じ倍率になり、倍率を 2 個指定した場合は、それぞれが X 軸と Y 軸の倍率になります。none を指定すると拡大・縮小を行いません。

使用上の注意事項

  • 初期値は、none です。
  • 座標変換可能要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

使用例

rotate プロパティの使用例を以下に示します。

  1. scale: none;
  2. scale: 0.8;
  3. scale: 120%;
  4. scale: 80% 1.2;

L7.4.9 user-select プロパティ(選択可否)

user-select: 選択可否;

コンテンツを選択できるか否かを指定します。

選択可否は、以下の値で指定します。

auto
コンテンツの選択可否は、以下の条件で決まります。
  • ::before 疑似要素と ::after 疑似要素で指定されたコンテンツは、none になります。
  • 親要素の指定値が none の場合は、none になります。
  • 上記以外で、親要素の指定値が all の場合は、all になります。
  • 上記以外の場合は、text になります。
none
コンテンツを選択できないことを指定します。
text
コンテンツの一部を選択できることを指定します。
all
コンテンツの全体を一括して選択することを指定します。

使用上の注意事項

  • 初期値は、auto です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.4.10 visibility プロパティ(表示可否)

visibility: 表示可否;

コンテンツを表示するか否かを指定します。

表示可否は、以下の値で指定します。

visible
コンテンツの表示を指定します。
hidden
コンテンツの非表示を指定します。コンテンツが表示されていた領域は、残されたままになり変化しません。
collapse
対象の要素によって効果が異なります。
  • テーブルの行、行グループ、列、列グループでは、行や列が非表示になり表示されていた領域も除去(display プロパティの none 指定と同様)されます。但し、テーブルのサイズは、非表示になった部分も存在する時のように計算されます。
  • 折りたたまれたフレックスアイテムとルビの注釈は非表示になり表示されていた領域も除去されます。
  • その他の要素の場合は、hidden と同じ効果になります。

使用上の注意事項

  • 初期値は、visible です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承します。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.4.11 vertical-align プロパティ(垂直方向位置)初心者向け

vertical-align: 垂直方向位置;

インラインブロック、表セルボックスの垂直方向位置を指定します。

  • インライン要素、インラインブロック要素(img 要素など)の垂直配置位置を指定します。例えば、行内にテキストと画像を表示する場合に画像の垂直位置を指定します。
  • 表のセル内の垂直方向の配置位置を指定します。
  • 本プロパティは、ブロック要素には適用されませんので注意してください。

垂直方向位置は、以下の値で指定します。初期値は、baseline です。

baseline
要素の下端をフォントのベースラインに揃えます。
top
要素の上端を行の上端に揃えます。
middle
要素を行の中央に揃えます。
bottom
要素の下端を行の下端に揃えます。

使用上の注意事項

  • 初期値は、baseline です。
  • インラインレベルおよびテーブルセル要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

使用例

vertical-align プロパティの使用例は、以下の通りです。(使用した画像の元サイズは、256px×128px)

使用例(HTML)


<div class="vertical-align">
	sample<img src="vertical-align-256x128.jpg">サンプル
</div>

使用例(CSS)


.vertical-align {
	width: 600px;
	font-size: 40px;
	line-height: 1.0;
	text-align: center;
	border: 1px #333 solid;
}
.vertical-align img {
	vertical-align: 垂直方向位置;
}
  1. vertical-align: baseline;
    samplevertical-alignサンプル
  2. vertical-align: top;
    samplevertical-alignサンプル
  3. vertical-align: middle;
    samplevertical-alignサンプル
  4. vertical-align: bottom;
    samplevertical-alignサンプル

L7.4.12 zoom プロパティ(拡大・縮小)

zoom: 拡大・縮小値;

要素の拡大・縮小を指定します。拡大・縮小値は、数値かパーセンテージ(%)で指定します。normal を指定すると通常サイズになり zoom: 1; と同様です。

要素の拡大・縮小を行うには、transform プロパティの scale 関数や scale プロパティを使用することでも出来ます。scale 関数や scale プロパティは、表示されていた領域の大きさは変化しませんが、zoom プロパティの場合は、表示する領域の大きさも再計算されます。

使用上の注意事項

  • 初期値は、normal です。
  • すべての要素に適用できます。
  • 継承しません。
  • ブラウザの対応状況は、caniuse サイトで確認してください。
  • プロパティの詳細情報は、mdn web docs サイトで確認してください。

L7.5 擬似クラス系セレクター

L7.5.1 link 擬似クラス(未訪問リンクスタイル)

セレクター:link { プロパティ名: 値; }

未訪問リンクのスタイルを指定します。

L7.5.2 visited 擬似クラス(訪問済リンクスタイル)

セレクター:visited { プロパティ名: 値; }

訪問済リンクのスタイルを指定します。

L7.5.3 hover 擬似クラス(オンカーソルスタイル)初心者向け

セレクター:hover { プロパティ名: 値; }

オンカーソル時(要素にカーソルが乗った時)のスタイルを指定します。スマホの場合は対象の要素をタップしてから他の要素をタップするまでの間になります。

L7.5.4 active 擬似クラス(アクティブスタイル)

セレクター:active { プロパティ名: 値; }

要素がアクティブになった時のスタイルを指定します。アクティブとは要素をクリックしてから離すまでの状態を示します。スマホの場合はタップしている間になります。

L7.5.5 first-child/last-child 擬似クラス(先頭・最終の子要素指定)


セレクター:first-child { プロパティ名: 値; }
セレクター:last-child { プロパティ: 値; }

先頭(first-child)・最終(last-child)の子要素にスタイルを指定します。

使用例

  1. first-child/last-child

    使用例(HTML)

    
    <div class="pclass1">親
    	<div> 子1</div>
    	<div> 子2</div>
    	<div> 子3</div>
    	<div> 子4</div>
    	<div> 子5</div>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pclass1 div:first-child {
    	color: red;
    }
    .pclass1 div:last-child {
    	color: blue;
    }
    
     子1
     子2
     子3
     子4
     子5

L7.5.6 nth-child 擬似クラス(n 番目の子要素指定)

セレクター:nth-child(n) { プロパティ名: 値; }

n 番目の子要素にスタイルを指定します。

n の部分は「(整数)・odd(奇数)・even(偶数)・(数式)」を指定することができます。

n の各値は、以下の型式で指定します。

(整数)
n 番目の子要素が対象になります。
odd(奇数)
奇数番目の子要素が対象になります。
even(偶数)
偶数番目の子要素が対象になります。
(数式)
子要素の対象を数式で指定します。例えば奇数の子要素の場合は「2n+1」、偶数の子要素の場合は「2n+0」となります。

使用例

  1. nth-child(整数)

    使用例(HTML)

    
    <div class="pclass2">親
    	<div> 子1</div>
    	<div> 子2</div>
    	<div> 子3</div>
    	<div> 子4</div>
    	<div> 子5</div>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pclass2 div:nth-child(2) {
    	color: red;
    }
    .pclass2 div:nth-child(4) {
    	color: blue;
    }
    
     子1
     子2
     子3
     子4
     子5
  2. nth-child(even)/nth-child(odd)

    使用例(HTML)

    
    <div class="pclass3">親
    	<div> 子1</div>
    	<div> 子2</div>
    	<div> 子3</div>
    	<div> 子4</div>
    	<div> 子5</div>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pclass3 div:nth-child(even) {
    	color: red;
    }
    .pclass3 div:nth-child(odd) {
    	color: blue;
    }
    
     子1
     子2
     子3
     子4
     子5

L7.5.7 nth-of-type 擬似クラス(同一のセレクターを持つ n 番目の子要素指定)

セレクター:nth-of-type(n) { プロパティ名: 値; }

n 番目の子要素にスタイルを指定します。nth-child 擬似クラスとの違いは、nth-child 擬似クラスは、n 番目の子要素が対象になりますが、nth-of-type 擬似クラスは同一のセレクターを持つ n 番目の子要素が対象になります。

n の部分は「(整数)・odd(奇数)・even(偶数)・(数式)」を指定することができます。

n の各値は、以下の型式で指定します。

(整数)
n 番目の子要素が対象になります。
odd(奇数)
奇数番目の子要素が対象になります。
even(偶数)
偶数番目の子要素が対象になります。
(数式)
子要素の対象を数式で指定します。例えば奇数の子要素の場合は「2n+1」、偶数の子要素の場合は「2n+0」となります。

使用例

  1. nth-child/nth-of-type

    使用例(HTML)

    
    <div class="pclass4">親
    	<p> 子1</p>
    	<p> 子2</p>
    	<div> 子3</div>
    	<div> 子4</div>
    	<div> 子5</div>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pclass4 div:nth-child(3) {
    	color: red;
    }
    .pclass4 div:nth-of-type(3) {
    	color: blue;
    }
    

     子1

     子2

     子3
     子4
     子5

L7.5.8 not 擬似クラス(指定値以外の要素指定)

セレクター :not(x) { プロパティ名: 値; }

親要素内で x を含まない要素を指定します。例えば、「div :not(p) { color: #f00; }」と指定すると、親要素(div タグ)内にある子要素の中で p タグ以外の要素が対象になります。

使用例

  1. :not(p)

    使用例(HTML)

    
    <div class="pclass5">親
    	<p> 子1</p>
    	<p> 子2</p>
    	<div> 子3</div>
    	<div> 子4</div>
    	<div> 子5</div>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pclass5 :not(p) {
    	color: red;
    }
    

     子1

     子2

     子3
     子4
     子5
  2. :not(:last-child)

    使用例(HTML)

    
    <div class="pclass6">親
    	<div> 子1</div>
    	<div> 子2</div>
    	<div> 子3</div>
    	<div> 子4</div>
    	<div> 子5</div>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pclass6 {
    	width: 200px;
    }
    .pclass6 :not(:last-child) {
    	border-bottom: 1px #333 solid;
    }
    
     子1
     子2
     子3
     子4
     子5

L7.5.9 擬似クラス サンプルコード

【擬似クラス サンプルコード】

擬似クラスの使用方法を習得するためのサンプルコードです。

サンプルコードを使用して擬似クラスの使用方法を理解してください。

擬似クラス サンプルコードは、以下をクリックしてダウンロードして使用してください。

ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので解凍してから使ってください。

index.html をブラウザで開いてデベロッパーツール(検証ツール)を使って指示に従い CSS(pseudo.css)のプロパティを設定してください。

設定する値がわからないときは、pseudo-mihon.css にコメントとして記載してありますので確認してください。

L7.6 擬似要素系セレクター

L7.6.1 first-letter 擬似要素(要素の 1 文字目を指定)

セレクター::first-letter { プロパティ: 値; }

要素の 1 文字目を指定します。

使用例

  1. ::first-letter

    使用例(HTML)

    
    <div class="pelement1">
    	<p>サンプル1<br>サンプル2<br>サンプル3<br>サンプル4<br>サンプル5</p>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pelement1 p::first-letter {
    	font-size: 2em;
    	color: red;
    }
    

    サンプル1
    サンプル2
    サンプル3
    サンプル4
    サンプル5

L7.6.2 first-line 擬似要素(要素の 1 行目を指定)

セレクター::first-line { プロパティ: 値; }

要素の 1 行目を指定します。

使用例

  1. ::first-line

    使用例(HTML)

    
    <div class="pelement2">
    	<p>サンプル1<br>サンプル2<br>サンプル3<br>サンプル4<br>サンプル5</p>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pelement2 p::first-line {
    	font-size: 2em;
    	color: red;
    }
    

    サンプル1
    サンプル2
    サンプル3
    サンプル4
    サンプル5

L7.6.3 before/after 擬似要素(要素の直前・直後にコンテンツの挿入)初心者向け


セレクター::before { プロパティ: 値; }
セレクター::after { プロパティ: 値; }

要素の直前(::before)または直後(::after)へのコンテンツの挿入を指定します。

実際に挿入するコンテンツは、content プロパティで指定します。

使用例

  1. ::before

    使用例(HTML)

    
    <div class="pelement3">
    	<p>サンプル1</p>
    	<p>サンプル2</p>
    	<p>サンプル3</p>
    	<p>サンプル4</p>
    	<p>サンプル5</p>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pelement3 p::before {
    	content: "◆";
    	padding-right: 5px;
    	color: skyblue;
    }
    

    サンプル1

    サンプル2

    サンプル3

    サンプル4

    サンプル5

  2. ::after

    使用例(HTML)

    
    <div class="pelement4">
    	<p>サンプル1</p>
    	<p>サンプル2</p>
    	<p>サンプル3</p>
    	<p class="new">サンプル4</p>
    	<p class="new">サンプル5</p>
    </div>
    

    使用例(CSS)

    
    .pelement4 p.new::after {
    	content: "New";
    	padding: 0 5px;
    	margin-left: 10px;
    	font-size: 0.9em;
    	color: white;
    	vertical-align: top;
    	background: red;
    	border-radius: 5px;
    }
    

    サンプル1

    サンプル2

    サンプル3

    サンプル4

    サンプル5

L7.6.4 擬似要素 サンプルコード

【擬似要素 サンプルコード】

擬似要素の使用方法を習得するためのサンプルコードです。

サンプルコードを使用して擬似要素の使用方法を理解してください。

擬似要素 サンプルコードは、以下をクリックしてダウンロードして使用してください。

ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので解凍してから使ってください。

index.html をブラウザで開いてデベロッパーツール(検証ツール)を使って指示に従い CSS(pseudo.css)のプロパティを設定してください。

設定する値がわからないときは、pseudo-mihon.css にコメントとして記載してありますので確認してください。

ロケット本体
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ロケット炎